旅行計画

タマンヌガラ(国立公園)旅行のはじまり

今回の旅の動機はすばり「ブンブンにいきたい!」というわたしの勝手な願望からであった。「ブンブン」とはジャングルにある「動物観察小屋」のことで、マレーシアのタマンヌガラ(国立公園)内にある。知っている人は知っているだろうが、北海道のローカル番組『水曜どうでしょう』で2度といきたくない場所として挙げられたにも関わらず、2度もいった場所である。わたしもタマンヌガラ(国立公園)のブンブンにいってどうでしょう班4人が2度といきたくないと感じたその場所に立ってみたい。これが今回の旅の最大の目的である。
タマンヌガラ(国立公園)はマレーシア中部にあり、首都クアラルンプールからバスとボートを乗り継いで10時間ほどかかる。こんなに時間がかかるところにいけるのは多分今年が最後だと思ったわたしは、ジャングルに一緒いってくれる人を探すこととなる。
まず、中学時代の友人がどうでしょうにはまっているという情報を入手したわたしはアポイントを取ってみた。さすがにブンブンにはいきたくないらしく遠まわしにお断りのメールが届いた。残念。そして2人目のターゲットはわたしをどうでしょうの沼に誘ったK氏である。K氏は長期休暇中で時間はたくさんあるみたいだけれど、旅自体がそんなに好きではないみたいなので断れない作戦を考えた。ちょうど7月はわたしの誕生日なので、プレゼント代わりにジャングルにお供するというもの。つまり旅行代金は全部わたし持ちでK氏はただついてくるだけだ。いい方を変えれば強制連行。さすがのK氏もタマンヌガラ(国立公園)のブンブンには泊まりたくないらしく、二つ返事とはいかなかったが、なんとか旅行のお供に連れ出すことに成功。今回の旅行が成立したのである。

タマンヌガラ旅行の日程・下調べ

下調べはほとんどできている。なぜなら、2005年から2006年にかけて友人の結婚式でマレーシアを訪れた際、本気でタマンヌガラ(国立公園)に行こうとしていたから。(その時の模様は「マリッジ・マレーシア〜マレーシア北上840キロ〜」にて公開中。)でも、季節が雨季ということで諦めたのだ。だから今回の旅はリベンジでもある。前回できなかったことはすべて盛り込もう、と決めた。
まず『水曜どうでしょう』では「マレーシア・ジャングル探検」と「ジャングルリベンジ」の2回でタマンヌガラ(国立公園)を訪れている。せっかくだがらその中でわたしがやりたいことをメインに挙げ企画をスタート。
・ラッフルズホテル内ビリヤードルームにてランチバイキングを食べる
・マレー鉄道でシンガポールからクアラルンプールまで移動
 (最初にマレーシア入国手続き、そしてシンガポール出国手続きとあべこべの出国体験をしてみたい)
・ホテルイスタナ926号室に泊まる
・ホテルイスタナの前からクアラテンベリン行きツアーバスに乗る
・ブンブン・ブラウに宿泊し動物観察
以上に加え、わたしの
・2年前の旅行で食べ損ねたマックスウェルフードセンターにある天天海南鶏飯のチキンライスが食べたい
K氏の
・マーライオンが見たい
・今年2008年からF1開催されるシンガポールの市街地コースを歩きたい
・シンガポール・フライヤー(観覧車)に乗りたい
・ペトロナスツインタワーにいきたい
という希望を考慮し、あらかたの計画を立てた。シンガポールIN/OUTでマレーシアへ移動という9日で計画を立てていたのだけれど、タマンヌガラでの参加したいアクティビティを考えていたら、日にちが1日足りないことに気がついて全10日間の旅行となる。

マレーシア地図

日程表(予定)

1日目 7/30
Wed.
2008
名古屋(中部)発 (14:40)
 ↓ (NH3204)
成田着 (15:55)
成田発 (17:30)
 ↓ (NH901)
シンガポール着 (23:30)
○シンガポール泊
2日目 7/31
Thu.
シンガポール観光
・マーライオン
・ラッフルズホテルでランチ
・シンガポールフライヤー乗車
・天天南海鶏飯でチキンライス
○シンガポール泊
3日目 8/1
Fri.
シンガポール発 (7:40)
 ↓ (マレー鉄道:EKSPRES RAKYAT)
クアラルンプール着 (14:19)

クアラルンプール観光
○ホテルイスタナ泊
4日目 8/2
Sat.
クアラルンプール発 (8:30)
 ↓ (ツアーバス)
クアラテンベリン着 (12:00)
クアラテンベリン発 (14:00)
 ↓ (ボート)
クアラタハン着 (17:00)

・ナイトサファリ参加(予定)
○クアラタハン泊
5日目 8/3
Sun.
タマンヌガラ散策
・キャンピーノウォーク
・ブンブン・ブラウで動物観察(予定)
○クアラタハン泊
6日目 8/4
Mon.
タマンヌガラ散策(予備日)
○クアラタハン泊
7日目 8/5
Tue.
タマンヌガラ散策
・グアテリンガ洞窟探検(予定)
○クアラタハン泊
8日目 8/6
Wed.
クアラタハン発 (9:00)
 ↓ (ボート)
クアラテンベリン着 (11:30)
クアラテンベリン発 (12:30)
 ↓ (ツアーバス)
クアラルンプール着 (16:30)

KL市内観光
○KL泊
9日目 8/7
Thu.
KL市内観光
・ペトロナスツインタワー

クアラルンプール発 (15:00)
 ↓ (コーチ)
シンガポール着 (20:00)
シンガポール発 (23:25)
 ↓ (NH902)
○機内泊
10日目 8/8
Fri.
成田着 (7:25)
成田発 (10:00)
 ↓ (NH3201)
名古屋(中部)着 (11:20)

**マレーシア、シンガポールは時差あり。
 日本より1時間早い。

タマンヌガラ旅行手配

今回の旅はめちゃくちゃこだわりを持ち合わせているので、ツアーなんて有り得ない。すべて自分で手配しました。

・フライト

ANAの直行便をスーパーエコ割でWebより直接手配。K氏の強い希望により日本の航空会社を選んだ。そして予約した5月の時点で航空会社指定の航空券で一番安かったのがANAのスーパーエコ割だったからだ。
K氏は東海地方在住のためセントレア(中部国際空港)から、わたしは成田からと別々に手配し、Web上で隣同士の座席を指定した。予約時、往路の中部-成田間が満席だったが、ANAのマイレージクラブに入会しキャンセル待ちをしたら、1日であっさり座席確保。東海-成田間の交通費も浮く。
6月の半ばくらいから直行便で安い航空券も登場したが、航空会社未定であったり(スケジュールが立てられない)、深夜着の早朝発のノースウエストの便だったりでシンガポールに1泊するのだったら、多少高くてもANAの夜行便で帰って来ちゃったほうがいいだろうと納得。ちなみに6月1日からANAの燃料サーチャージが値上がりするとのことで、5月初めに手配。

・ホテル

タマンヌガラ内の Mutiara Taman Negara Resort(ムティアラ・タマンヌガラ・リゾート)は4月末の時点で希望していた日程での宿泊は1泊RM60の Hostel 以外は満室という状況。さすがにバス・トイレ別の共同部屋に泊まる気はなかったので、そこはこだわらず、国立公園外のリゾートホテルを検討し、Taman Negara Rainforest Resort(タマンヌガラ・レインフォレスト・リゾート)に宿泊することとした。予約は Asian Resort.com で予約した方が少し安かったけれど、タマンヌガラ(国立公園)までの交通手段もオプショナルでつけられる公式サイトで直接予約。

タマンヌガラ(国立公園)への交通手段は大きく分けて3社あるみたい。Mutiara Taman Negara Resort 系のツアーバス PingAnchorage と HAN TLAVEL と NKS Hotel & Travel のツアー会社。HAN TLAVEL や NKS Hotel & Travel でもよかったのだけれど、Hotel Istana から出発することに重きをおいた。
実は7月の始めにもう一度 Mutiara Taman Negara の予約サイトで確かめたら希望のChalet(2人部屋戸建てコテージ)に空室があったんだけれど、料金が高すぎて断念。行き帰りのバス・ボート代も原油高の影響か上がっていたし。

クアラルンプールのホテルは Hotel Istana は同じく公式サイトから予約。初めはリクエストも聞きそうな現地の日系代理店に手配をお願いしたのだけれど、満室との答えが返ってきた。しかし、公式サイトの予約は受け付けていたのでそちらから直接予約。部屋番号のリクエストもしておいた。部屋番号のリクエストは通るだろうか?

タマンヌガラから戻ってきてからの1泊は前回も宿泊した Seasons View Hotel にした。今回はきちんと「with balcony」と記載し窓付きの部屋を予約。予約して4日くらいでOKメールが帰ってきた。Standard Double を予約したけど、Economy Double の予約になった。窓付きの部屋がなかったんだろう。

一番迷ったのがシンガポール。どうでしょう班が「ジャングルリベンジ」で宿泊した Pan Pacific Singapore Hotel に宿泊しようかと思ったのだけれど、シンガポールのホテルは高い! しかもパンパシフィックホテルはプロモーションを行っていないらしく、どこの予約サイトでもほぼ定価。いろいろ調べてみると、真中に大きな吹き抜けがあるので、ジャズバーの生演奏が夜中の12時くらいまで低層の部屋だと聞こえてくるのだとか。どうでしょう班が泊まったシティービューのお部屋に2泊すると5万強。K氏とも相談したのですが、大泉さんがクローゼットから飛び出し「シンガポールで1泊」とやるあのシーンには重要視しなくていいんじゃないか、という話になり、結局バスタブ付きでお手頃価格だったブギスのSummer View Hotelに泊まることにした。ここは H.I.S. の予約サイトを利用しました。直接予約よりも安かったし、窓なしの部屋もあるらしかったので、日本の代理店を通した方がいい部屋に泊まれるんじゃないかと思って。

・マレー鉄道(シンガポール→クアラルンプール)

マレー鉄道のチケットは代理店に頼まなくても多少の英語ができれば、日本からでもKTMの公式ページからWeb予約できます。ただその場でのクレジット決済かつ予約変更は効かないので要注意。60日前から予約できるはずだったんだけれど、実際に予約できたのはそれより1週間ほど遅かったです。ここはケチらないで一番グレードの高いPremier Class(1等車)を予約。一人S$68だったのでちょっと高かったけれど。これもどうでしょう班4人がPremier Classに載っていたからという理由だ。

・クアラルンプール→シンガポールの交通手段

当初はクアラルンプール-シンガポール間の飛行機のシャトル便を利用しようと思ってた。これはマレー航空とシンガポール航空の共同運航で、空席にキャンセル待ちの要領で乗せてくれるというもの。それで夜6時から8時くらいにシンガポールに移動しようと思っていた。しかしそこに飛び込んできたニュースは6月1日からシャトル便が廃止されるというニュース。これはかなりショックだった。いわゆる格安航空会社(LCC)とかも検討したのだけれど、いい時間のフライトがない。代表的な AIR ASIA なら7時半のフライトがあったが、遅れる可能性大なので23時半発の帰り便に万が一間に合わなかったらしゃれにならないってことでやめた。あと、LCC はクアラルンプール国際空港の普通のターミナルは利用できず20キロもはなれたLCC専用ターミナルからの出国となるらしい。それじゃあ、クアラルンプール国際空港を見たいっていうわたしの希望が叶えられない。マレー航空の正規航空券を購入しようと思ったけれど、5時半が最後の便。これではクアラルンプールを3時くらいに出発しなくてはならないからわざわざ飛行機を使う必要があるのか、と自問自答。
そして結局選んだ交通手段は COACH(コーチ)と呼ばれる高速バスのちょっと高級版。クアラルンプール-シンガポール間は何社か走っているが、泊まるホテルからの乗り場までの移動や快適性、それから渋滞のないトゥアス・セカンドリンクを通るかなどを考慮して、Transtar Travel のバスを利用することにした。この会社の First Class というバスはなんと2列仕様で1台に16人しか乗れない。しかも座席がマッサージチェアらしい。そして個別モニターつき。まあその分普通のバスの4倍くらいしますが、飛行機に乗るのを考えたら安い。早い飛行機に乗って空港で待つことを考えたら、快適なバスに乗って寝てたほうがいいんじゃないの? っていう結論に達したわけだ。こちらもネットから座席予約、クレジット決済。ちなみにこのバス、ブキッビッタンの外れの Pasarakyat というバスターミナルから発車する。地球の歩き方には場所が載っていません(笑)。

・タマンヌガラ内アクティビティ

参加したかったアクティビティは、キャンピーノウォーク、グアテリンガ洞窟探検、ナイトサファリ(ナイトジャングルウォークはK氏の反対により却下)、ブンブン・ブラウ宿泊。 しかし、これは日本から予約はしていきませんでした。1.5倍くらい出せば最小催行人数に満たなくても日本から予約できるところがあったのですが、あえてそれはしませんでした。なぜなら一番の目的であるブンブン・ブラウ宿泊がクアラタハンの公園事務所でしかできなかったからです。現地ツアー会社でも取り扱っていないみたい。しょうがないので、ブンブン・ブラウ宿泊日を軸に各その他のアクティビティを順次予約していくという感じにしました。そのため1日予備日をとりました。

タマンヌガラ旅行の情報収集

・書籍

基本的な情報はガイドブックで得ました。

・インターネット