反省

今回の旅行は6人と同行人数が多かったせいか、情報の共有がなされてなかったな、というのが一番の反省点。M2は修論で忙しかったとはいえ、上海でどこに行って何をしたいか、という目的が曖昧だった、と感じた。中学や高校の修学旅行に「旅のしおり」が存在する理由を納得できた気がする。わたしにもう少しマメさとヒマがあったら、ガイドブックやサイトの切り張りでもいいから旅のしおり的なものをつくって行ったら、また違った旅になっていたかも知れない。
上海は観光地は少ない(とガイドブックに書いてる)けど中国一の都市だけあって、街は広い。街をぶらぶらして回るのも、アジア的な新旧入り交じった街並みが見られておもしろいけど、それに時間が取られて見たかったところが見られなくなる可能性がある。今回、バンドの建築物を時間をかけて見られなかったのも、そのへんに原因があるのかも知れない。でも「今の上海」を当てもなく歩いて回るのも、それはそれでおもしろいけれども。
それから、バンドから浦東新区へ黄浦河を渡るのに、観光隧道や地下鉄を利用したけれど、帰国後、このサイトをつくるのに「地球の歩き方」をよく見直したら、なんと渡し船があったらしい。しかも、8角(0.8元)という格安で。2度目に浦東新区へ黄浦河を渡るため、地下鉄に乗るのに河南中路駅まで戻ってから乗ったけれど、渡し船を利用して方が早いし、バンドの夜景を眺められて一石二鳥だったかもしれない、と後悔。そういえば、折りたたみ自転車の odaa site の旅行記に渡し船で河を渡った、という記述があったのを今更思い出した。気にも止めてなかったけれど。

あとがきに代えて

今回はデジカメという強力な武器を手に入れて写真を撮りまくってきました。でも、モニタ上でみるだけじゃあんまり写真を撮ったっていう気がしないんだよね。もしかしたら、どんな写真が撮れてるんだろう、って思いながら現像から仕上がってくる写真をまっているのが楽しいのかも、と思ってみたり。でもデジカメがなかったらあんなにきれいに夜景の写真は撮れていなかったような気がするし。フィルムもデジカメも一長一短ありというところかも。
今回も同行したヒデキの写真を2枚ほど使わせてもらいました。どうしてもカラフルポンチョの自転車の大群をカメラに収めきれなかった。ありがとう。
それにしてもデジカメピンぼけの写真が多すぎた。なぜだ?

次こそはヨーロッパに行きたい。一緒に行こうと言っていた友達が、アメリカのイラク攻撃が始まるからと親から許可が下りなかったらしい。でもヨーロッパってガウディーみたい。