15日目 — 2006.1.10

晴天、強風

ランカウイ4日目。
起きたらいい天気。ランカウイに来て一番の晴天かもしれない。今日は夕方の便でシンガポールまでゆく予定だ。マレーご飯にさすがに飽きはじめていたわたしは、最後にうまいチキンライスが食べたい、と思った。そうしておもいついたのが、よく遊びに行っている旅行サイト「ウオノメ」のはっちさんがシンガポールで食べたというチキンライス。そうだ、今日の夜はその店に行こう。まずはネットカフェにいって情報を調べなくては。
朝食を摂っていると、マングローブツアーで一緒になったOL2人組にまた再会した。2人は今日はショッピングをするらしい。ケーブルカーに行くのだったらタクシー相乗りしたかったけれど、そううまくはできていないらしい。いつもよりスピーディーに用意を済ませて、チェックアウトして荷物を預けて出発。
まずホテルの向かいにあるマッサージ店に予約を入れた。昨日のスパでどうも足裏をもっとマッサージしてほしいと思ったので、フットマッサージを予約。1時、と言ったら、2時にしてくれ、といわれた。2時だとさすがに飛行機の時間に間に合わないので真ん中をとって1時半ということになった。
ガイドブックに載っていたネットカフェに向かうが、なんだかいつもと街の様子が違う。どこもお店が閉まっている。午前中だからかな? なんて思っていたけれど、お目当てのネットカフェは見つからず。探すのを断念して、水族館前からタクシーを拾ってケーブルカーへ行こうと思った。すると、タクシー乗り場でタクシーのおっちゃんが電話をどこかにかけてからこういった。今日は強風でケーブルカーは closed だ、と。空を見上げるとヤシの木が強風であおられている。タクシーのおっちゃんは続けた。今日はマレーシアのパブリックホリデーだと。そうだ、昨日郵便局でカレンダーの日付が赤かったのを思い出した。どこも閉まっているのだそうだ。今日は泳げ、と。でも、水着をトランクに入れてしまったよ。仕方がない。他に行きたいところもないので、水族館に入ることにした。RM38は高いと思うけど、他にヒマをつぶす方法もないのでしょうがないや。

アンダーウォーター・ワールド

入っておきながらいうのもなんだけど、水族館って正直興味がないや。日本でも見られるしね。ということでわたしはひたすら写真を撮ってたよ。動物写真って結構難しくて、なかなかうまくとれないからそれがまた楽しい。
そして3Dシアターでサメの映像を見て、外に出た。1時前。
やっぱりシンガポールでうまいチキンライスが食いたい、という衝動を抑えられなかったわたしは、ガヤ・ミナミへいく途中に小さいネットカフェがあったのを思い出してそこへ行ってみる。すると開いていた。30分RM3。ちょっとクアラ・ルンプールより高いけど離島なのでしょうがない。チキンライスのためだ。そして、はっちさんのサイトと、シンガポールのガイドブックを見比べながら、場所を確認。店名をメモ。
フットマッサージの時間が迫ってきていたので30分でネットカフェをあとにする。すると店のおばちゃんに日本語がタイプしたのか? みたいなことを訊かれるが、見たかっただけだ、と答えた。この店は日本語書き込みOKなのもしれない。

痛いといわせたい フットマッサージ

そして駆け足でマッサージ屋に向かう。個室に案内してくれてお姉さんがマッサージしてくれる。でもわたしとしてはもっとごりごりやってほしいのにちょっとものたりないな〜、って思っていたら、痛いか? って訊かれた。いいや、気持ちがいい、と答えると、あんたは強い、内臓が健康だって言われた。
40分のコースが終わってジンジャーティーを飲んでいると、店のオーナーらしい中国系のおっちゃんに痛かったか? と訊かれる。いいや、痛くなかった。気持ちがよかった、と答えると、それはよくない、という。どうやらこのおっちゃん痛かったといわせたいらしいのだ。そして、ロビーにあった椅子に座れ、といって変な緑色のオイルを持ってきてわたしの足のマッサージを始めた。このおっちゃん、見かけはあやしいけれど、腕は確かっぽい。ちゃんとツボの位置がわかっているみたい。そしてわたしが痛い、という場所を見つけて満足そうだった。右足をやってもらったんだけれど、ついでだから左足もやってもらった。ゴリゴリ足ツボマッサージをしてもらってこの旅の疲れはこの旅の間に洗い流してしまうのだ。そして、オイルでぬるぬるになった足を1時間洗い流すな、と言われる。え、1時間ですか? 飛行機の時間が迫ってきているんですけれど。3時までは我慢したけれど、それ以上はシンガポールに行けなくなっては困るので、ぬるぬるの上から靴下をはいて、時間がないことを告げ会計をしてお店を後にした。

さよなら、ランカウイ

昼食を摂っていないことに気がつきホテル前のコンビニでクッキーを買った。RM3.5。今さらコインが増えても困るのと思って、非常用にRM1.5の1.5Lの水を買った。でもこれは間違え。飛行機はドリンク出てくる。結局、このペットボトルの蓋を開けたのはシンガポールから日本への飛行機の中。だったらシンガポールで買えばよかったんだよね。ただ単純に1.5kg分荷物が増えただけだった。
ホテルに戻って預けていた荷物を受け取り、ホテルの前で客待ちをしていたタクシーに乗り込んだ。このタクシーの運ちゃんは良心的で空港までRM16だった。初めてガイドブックに書いてあった値段どおりだったよ。空港までは20分ほど、何とか3時半前に空港に到着。すぐにチェックインカウンターに並ぶ。ここでわたしがやらなければならないこと。それは、トランクを成田までスルーチェックインすることだ。事前に旅行代理店で訊いても、航空会社に訊いても、予約が通しで入ってないからスルーチェックインはできないということだった。でも、試しに交渉してみる価値はある。そこで、つなたい英語で成田まで荷物をスルーチェックインしたいことを伝える。するとランカウイの空港のお兄さんはかちゃかちゃとパソコンを叩いてあっさり成田まで荷物をスルーチェックインしてくれた。なんだか拍子抜けしてしまったよ。あんなに下調べをして悩んだのがバカみたい。とりあえず、成田までトランクのことは気にしなくていい。
トイレに寄ってから出国審査に並んだんだけど、自分の番の前で余ったマレーシア・リンギットをシンガポール・ドルに替えていないことに気がついた。もう一度ロビーに戻って Money Change の場所を訊く。空港の到着ロビーの近くに MayBank が入っていた。そこで残ったRM259をシンガポール・ドルに替えた。S$110になる。外貨から外貨に両替でどれくらいの価値を持つのか全くわからないまま、シンガポールに渡ることになる。一体S$110で何ができるのだろう。
ランカウイの空港もカンボジアのシュムリアップと同じくらい小さな空港。出国審査を終え手荷物検査をしたところのロビーから地面を歩いて飛行機に乗る。でも、こういうのって記念撮影とかにはもってこいだよね。実際、欧米人は記念撮影してたし。
104の島からなるランカウイ。上空から眺めた景色は最高によかった。この眺めを見られただけでも明るいうちに飛行機に乗った価値があったと思った。

機内食

飛行機は欧米人が大半を占めていた。昼を食べ損ねていたわたしはひたすらお腹が減っていた。スチュワーデスさんがなにやら機内食らしきものを配り始めた。でもとびとびに配っている。これはわたしも欲しいと主張しないともらえないのかもしれない、と思い、スチュワーデスさんに、声をかけて、わたしも欲しい、と伝えた。すると、どうやら配られていた機内食はお子様用だったらしく、このあと全員に機内食が配られるとのこと。うう、はずかしい。お子様ランチをほしがる大人。隣の乗客も笑っていた。でもそれをきっかけに隣に座っていた女性と話が弾んで、どこからきたのか? どこにいくのか? 何日旅行をしている? などなど話が弾んだ。隣に座っていたのはシンガポール人の女性でバケーションにきたらしい。今日はシンガポールもパブリック・ホリデイで休みを何日か付け足してランカウイに来たらしい。隣に座っているのはダンナさんか彼氏か? でもシンガポール人ではないよう。入国審査の紙をもらって書いてたからね。国際結婚かしら?

再びチャンギ国際空港

1時間ちょっとでチャンギ国際空港に到着。予定より早く6時過ぎに到着する。残念ながらシンガポールは雨。さすがの晴れ女あさこんも最後のシンガポールは晴れにすることはできなかったか。さて、スーツケースがスルーチェックインできたわたしがするべきは、搭乗券を発行してもらってもう一度、制限エリア内に戻ってこられるように手配することだ。
まず、乗り継ぎの案内が出ているカウンターに並ぶと、ノースウエストはターミナル1だ、といわれる。あ、そうだった。そして、スカイトレインでターミナル1に移動。トランスファーカウンターに並ぶとノースウエストは14番だといわれる。いわれた通り14番に並ぶと、受付のお姉さんがNW006便のチェックインは午前3時30分からだという。このままでは入国審査をしたら制限区域内に戻ってこられない。なんとか制限区域内に戻ってきてトランジットホテルに泊まりたいのだ。そして次に打つべき手はインフォメーションカウンターにいきRe-Entry Permitをもらうこと。しかし、Re-Entry Permitはそうそう簡単にもらえるものではないらしく、英語でそのことを説明されて、わかってはいたのだけれど、わからないフリをして粘ってみたんだけれど、日本語が話せる係員に電話を回されて一度空港の外に出ると、ノースウエストのチェックインが始まる翌朝4時までは制限エリアの中に戻って来られない趣旨のことを告げられる。その前のシンガポール航空の乗客は搭乗券が発券されたようだから、ノースウエストだからダメなのかもしれない。
カウンターでの交渉のあとも制限区域を出るべきが出ないべきか迷った。一番最初の計画では制限区域を出ない予定だった。トランジットホテルに泊まってチャンギ国際空港のすばらしい施設を堪能してやろうと思ったのだ。しかし、水着をトランクに入れてしまったのだ。プールに入れないではないか。そして何よりも、うまいチキンライスが食べたい。これがわたしの脳を支配していた。よし。たとえ空港で夜を明かすことになってもいいじゃないか。どうしても疲れたらホテルに泊まればいいんだ。そう心に決めて入国手続きに並んだ。すると入国手続きでヤケに質問される。どうしてかと思ったら、ターミナル2に着く飛行機に乗ってきたのにターミナル1のイミグレから出ようとしたからだ。お前は荷物はないのかと心配してくれる。入国審査の次はターンテーブルが回ってるからね。スルーチェックインしてある。といってもなかなか通してくれない。トランジットか? と訊かれ、No baggageなのかと念を押される。そうだ、そうだ。といったら、やっと入国手続きをしてくれた。こんなに手間取るんだったらターミナル2に移動してからイミグレ通ればよかった。どうせ市内にでるMRTはターミナル2から発車しているのだから。そんなこんなで1時間のロス。この結果だったら初めから制限区域に戻ることをあきらめて、イミグレを出てしまった方がよかったね。

シンガポールのシティーに立つ

またスカイトレインに乗ってターミナル2に移動。地階におりてMRTに乗る。マレーシアに着いては真剣にしらべたけれど、シンガポールについてはほとんど下調べをしていないことに気がつく。ただチキンライスが食べたいという理由で空港を出てしまって大丈夫なのか? わたし。
まずとまどったのはMRTの券売機。なんだかハイテクな機械が置いてあって、駅名をタッチすると必要なお金が表示される。ここでわたしが行きたいシティー・ホール駅まではS$2.5と表示される。う〜ん。頭上に掲げてある料金表示ではS$1.5となっているのに。試しに隣の券売機でも同じことをやったけれど、結果は同様。でもこんなことに時間をとられている場合ではないのだ。早くラッフルズ・ホテルとマーライオンを見てチキンライスを食わねば。とにかくS$5札を入れて切符を購入。固い硬質のプラスチックの切符。そしてそれを持ってシティー・ホール駅まで。
途中駅で乗り換えてシティー・ホール駅を目指している車中、2人のインド系の男がわたしのほうをちらちら見てなにかしゃべっているのを感じた。いくらわたしが中華系の顔をしていて、シンガポールにいてもおかしくない顔立ちをしていても、大荷物(1.5リットルの水のペットボトルが効いている)を持って空港から乗ってくれば、しかもシングルチケットを手に持っていれば、外国人であることは容易に察しがつくこと。シンガポール人はほとんどがSuicaみたいなカードを持って電車に乗っているので券売機に人はならんでいない。そしていくら治安のよい国といっても初めて(正確には2回目だけれど)の国で夜のひとり歩きなんてやってはいけないことだよ。ただチキンライスを食べたい、と思って外に出たことをちょっと後悔。2人組はわたしが降りるのを待っているような感じ。シティー・ホール駅が近づくと2人組の1人がドアに近づいた。彼もここで降りるらしい。そしてギリギリになってわたしも降りた。
周りを確認しつつ改札を出ようとしたら、出方がわからない。改札口には、タッチ&ゴーのプレートしかなくカードの回収口がないのだ。困って改札手前で固まっているとわたしと同じシングルチケットを持っている人を発見。彼女はタッチし改札を出ると券売機に近づきなにやら操作をしていた。わたしも彼女に倣い、券売機にカードを入れるとS$1のコインが返ってきた。おお、これで運賃は掲示板の表示通りS$1.5だ。どうやらあのプラスチックの切符にはICチップが埋め込まれているらしく、それのデポジットとしてS$1多く要求されるようだ。
まず向かうはラッフルズ・ホテル。けして泊まるのではなく外観をみてみたいだけ。できれば、どうでしょう班4人が「ジャングル・リベンジ」で食べたランチをとりたかったけれど。まあ、時間もないし、外観だけでOK。ラッフルズ・プレイスの近く改札から表に出ると、見事に雨は止んでいた。やっぱりわたしは晴れ女。ビーチロード通りを歩くとすぐにラッフルズ・ホテルに到着。おお、これがそうね。と写真をぱちりと撮る。わたし以外にも写真を撮っている人がいたので結構な観光名所なのかもしれない。そしてすぐに引き返し、次の目的地、マーライオン・パークへ。地図を確認。そして歩き出す。

マーライオン・パーク

信号を待ってビーチ・ロードの横断歩道を渡っているとき隣を歩いている人を見てやばいと思った。それはMRTの中でわたしのことをちらちら見ていた2人組のうちの1人だったからだ。胸のところに白いラインの入ってる赤いポロシャツで髪の毛の中間だけ妙に茶髪なインド人系。こんな容姿の似た人が2人いるとは思えない。改札を出るときとまどい、ラッフルズ・ホテルを見てきたのに駅近くの横断歩道を一緒に渡っているのはおかしい。やっぱりつけられている。ここから先は人通りも少なそうだし、身の危険を感じて少し歩を緩めた。するとヤツの歩く速度も遅くなる。ひえぇ〜、これはおかしいぜ。そしてわたしはものすごく不自然にゆっくり歩いてヤツの後ろに回った。そして地下通路へと入っていったので、方向が同じなのでついて行ってみた。するとエスカレーターを降りたところで誰かと話している。ここはシンガポールの悪ガキのたまり場のような感じだった。日本でいえば、渋谷のセンター街? あまり治安がよいとは思えない。早足で反対側のエスカレーターへ。後ろを振り返ってヤツがついてきていないことを確認。歩いてしばらくしてからももう一度確認。ヤツはもうつけてこなかった。こっちが警戒していることがわかったんだろう。ほっとしてわたしはマーライオン・パークを目指す。
早足であるいているとなにやら横手が公園になっていた。あれ? 歩きすぎたかも。そう思って、公園を横切り水辺へ出てみると、マーライオンは対岸の遥か右手。あ〜、歩きすぎた。でも、ここからのシティーの夜景は最高にきれいだった。そして遊覧船も出ているよう。わたしはひたすら橋に向かって歩いた。マーライオンを見てチキンライスを食うのだ。それしか頭になかった。
橋を渡るとマーライオン・パーク。おっきいマーライオンとその背後に小さいマーライオンが。しょぼいとはきいてたけれど、そのしょぼさが逆にわたしにはおかしかった。結構な人出があって、みんな記念撮影している。マレーシアとかから遊びにきたのかな? なんて思ったりして。写真だけ撮って次の目的チキンライスを食べにマックス・ウェル・フード・センターへの道を調べていた。ここから、MRTのラッフルズ・プレイスへゆきそこから1駅のタンジョン・パガーへ行きそこからまた歩く。地図を見てラッフルズ・プレイスまでの道順を確認していると雨がぽつぽつと降ってきた。これはタクシーに乗れってことだね。と思い、通りを渡ったところでタクシーを拾った。

アクセントははっきりと

拾ったタクシーのドアを開け(Autoと書いてあったのに手で開けなくちゃいけなかった)、タクシーの運ちゃんにマックス・ウェル・フード・センターといった。すると聞き返されたので大きな声でもう一度言った。すると運ちゃん、いいから乗れという、そして、行き先は乗ってからいえ、と注意される。そうか、シンガポールでは当たり前のようにメーターで走ってくれるのだ。マレーシアでは行き先をいい値段交渉をしてから乗り込まなければならなかったので、そのくせでついつい乗り込む前に行き先をいってしまった。たった2週間だけれど確実にマレーシアでの生活術が身に染みついてしまったようだ。そして、タクシーの運ちゃんにもっとはっきり抑揚をつけて行き先をいうように指導される。「マックス・ウェル・フード・センター」という単語を例にタクシーの中で発音練習。やっと運ちゃんのOKが出る。まあ、もうすでにマックス・ウェル・フード・センターに向かって車は走り出していたのだけれど。そして、座席の前にはシートベルトをしなかったら罰金S$120という表示が。ああ、そんなお金持ってませんよ。ということでタクシーの後部座席なのに一応シートベルトしてみました。
右手にチャイナタウンの賑やかな装いが見えたと思うと、左手にある建物が、マックス・ウェル・フード・センターだという。メーターはS$3.3。タクシーに乗って正解だった。降りるとそこには看板が立っており、なんと日本語でも解説が。
マックス・ウェル・フード・センターはホーカーズと呼ばれる屋台村。シンガポールでは屋台を出すことを禁止しているので、屋台がこのようにひとつの場所に集まって営業しているのだ。わたしのお目当てははっちさんがサイトで紹介していた「天天南海鶏飯」というお店。しかし、マックス・ウェル・フード・センターに着いて思ったこと、それは閉店している店が多いのだ。半分以上はシャッターを下ろしている。そういえば、飛行機の中で隣に座ったシンガポール人が今日はシンガポールのパブリック・ホリディだといっていた。そのせいかもしれない。そして残念ながらお目当てのお店は閉まっていた。ああ、うまいチキンライスが〜。その欲望だけでここまできたのに。くやしい。でもお腹も空いたので開いているお店で夕飯を摂ることに。
中華麺に豚肉がのっているのを注文しようとしたら、なんと今日はもう売り切れだという。なんということだ! 久しぶりに豚肉食いたかったのに! 2度も食べたいものが食べられずもうやけくそで適当な店で肉と麺がのっていうる料理を注文。スパイシーだよ、といわれたので、辛くないのをお願いした。そして隣のフルーツジュースやさんで飲み物を注文。ここでも第一希望のココナッツジュースはないといわれる。で、いわれるがままにお勧めのサトウキビジュースを注文。わたしの期待を裏切って、この麺料理がうまかった。なんておいしいんだ。ただお腹が空いていたからだけかもしれないけれど。

MRTで空港へ

タクシーでやってきたので駅への道がわからい。ガイドブックを広げ、チャイナタウンの位置とマックス・ウェル・フード・センターの建物の形から駅の方角を割り出す。なんとなく不安ながら、人気のない道を歩いていると、MRTという表示が。どうやらあっていたよう。切符を買って電車へ乗り込む。空港までは30分くらい。
1度乗り換え空港へ。コインをちょうど使い切ったと思ったら、最後にMRTの切符のデポジットでS$1コインが返ってきた。あらら。
トイレに行きたくなったので表示に従ってトイレへ。シンガポールの公共交通機関は表示が親切なのでよっぽどのことがない限り迷いそうにない。わたしがトイレに入ると化粧の濃い制服を着た人たちがいた。どうやらこのトイレ、スッチー御用達のトイレのよう。掃除のおばちゃんともスッチーは顔見知りみたい。そして、スチュワーデスさん達、化粧を落としたり、着替えたり結構やりたい放題。それに倣って、わたしもメイクを落とし洗顔し、一番大きな個室に入って体を拭いて、洋服を着替えた。これでよし。水もランカウイで買った1.5リットルあるし、クッキーもある。Mくんのお母さんにもらったオレンジも消費しきれてない。とりあえず、座るとところさえあればどうにかなりそうだ。
チェックインカウンターが開いたら一番に手続きしてやろうと、スカイトレインでターミナル1に移動。安全そうな場所を見つけなければ。
空港をうろうろしてわたしが見つけたのは両替所の前の椅子。上を見るとここには防犯カメラも設置してある。何かあっても安心そうなので、ここでチェックインカウンターが開く予定時刻翌朝4時まで暇つぶしだ。あと5時間。

朝食

朝食。今日もオムレツを焼いてもらった。

アンダーウォーター・ワールド

アンダーウォーター・ワールド。ランカウイ・ケーブルカーに乗りたかったのだけれど、強風のため予定を変更した。

熱帯魚

熱帯魚。

皇帝ペンギン

皇帝ペンギン。

フラミンゴ

なぜかフラミンゴまで。

Sunset Beach Resort

泊まりたかった Sunset Beach Resort。

マッサージ店

ホテル斜向かいにあったマッサージ店。足ツボマッサージをやってもらった。40分RM50。

furusato水牛

水牛。ランカウイはのんびりしている。

ランカウイ国際空港

ランカウイ国際空港の入り口。

ランカウイ国際空港内部

ランカウイ国際空港はこんじまりとしているけれど新しかった。

シルクエアー

シンガポールまで乗ったシルクエアー。欧米人の乗客が多かった。

ランカウイ空から

空から見たランカウイ。

機内食

待ちに待った機内食。お腹が空いていたので物足りなかった。

チャンギ国際空港

降り立ったシンガポールは雨。

ラッフルズホテル

どうでしょう班がランチを食べたラッフルズホテル。

シティー

シティーの夜景。

マーライオン

水を勢いよく吐き出すマーライオン。

子マーライオン

その裏の子マーライオン。なんのためにいるんだろう?

マックス・ウェル・フード・センター

マックス・ウェル・フード・センター。

天天海南鶏飯

お目当ての天天海南鶏飯はシャッターが下りていた。ちくしょー、おいしいチキンライスが食べたかったよぉ。

屋台

代わりに食べた麺料理屋さん。

麺料理

適当に頼んだ麺料理。お腹が空いていたからかすごくおいしかった。

券売機

MRT の自動券売機。ハイテクすぎて始めとまどった。

フルーツ

MRT のホーム。転倒防止のためにホームと電車の間にドアが付いている。

メコンクルーズ?

非常誘導灯。サインの絵柄が一生懸命逃げすぎ。

両替所

チャンギ国際空港ターミナル1の出発ホール、両替所の前のベンチに陣取る。