9日目 — 2006.1.4

朝からぐるぐる徘徊

クアラルンプール2日目。
今日は早起き。なぜかってペトロナス・ツイン・タワーの展望チケットを手に入れるため。8時には支度を済ませ、朝食をとり8時半には出かけた。しかし、目的地にすんなり着かないのがわたし。スルタン・イスマイル通りを北上し途中ホテル・イスタナに寄り道。ここはそう、あの『水曜どうでしょう』の「マレーシア・ジャングル探検」と「ジャングル・リベンジ」でどうでしょう班4人が泊まったホテルですよ。道路から車寄せなんて画面に映ってた通りだね。と写真を何枚か撮って次の目的地クラウン・プラザ・クアラルンプール・ホテル(旧ムティアラ・ホテル)へ。ガイドブックによるとタマン・ヌガラの入り口クアラ・テンベリンへのシャトルバスがここから出ていると書いてあったから、どうでしょう班もここから出発したのではないかと見当をつけたのだ。しかし、ここ、まったくそれらしきところが見あたらない。ホテルの裏側の通りにも回ってみたけれど、旗が立っているあの出発シーンの場所は見つからない。すぐ見つかると思ったのに、甘かった。ホテルをぐるぐる徘徊してみたけれど、時間の無駄だと気づきあきらめてペトロナス・ツイン・タワーへ向かう。
ツインタワーに着いたものの肝心のスカイ・ブリッジへの入場券配布所がわからない。案内板がありその通り歩くのだけれど、どうしてもショッピングセンターの方へ抜けてしまう。3回くらい徘徊してやっと地下へ降りるエスカレーターを発見。これはわからないよ〜。地下に降りてカウンターで発券してもらうと1時のチケットになった。今は10時。暇つぶしにペトロナス・ツイン・タワーに併設されているスリア KLCC をウインドー・ショッピングすることにした。

スカイ・ブリッジへ

このショッピングセンターはかなり高級。ブランドとか多い。しかし今の時期クアラルンプールはセールでかなり安いみたい。ブランド物好きだったら喜んで買い物するんだろうけれど、あいにくわたしはそういうものに興味がない。インテリアショップとかおみやげ屋さん系に入ってみる。そして1つおみやげに花瓶を購入。これはこの先たぶんこれ以上のものは出てこないと思ったから。あと、紀伊国屋に入って本を物色。マレー語とかマンダリンに訳されているコミックとか売っていてなかなかおもしろい。あと、日本のガイドブック見たりして、完全に暇つぶし。外の公園にも行ってみた。その名もKLCC公園。そんなことをしていたら、お腹が空いてきたのだけれど、いまいち食べたいお店が見つからず、1時になってしまう。お腹を空かせたままスカイ・ブリッジへ。
同じ1時でも来た時間に寄って色分けされたカードを渡されて、それによって見る時間が決まる。わたしは赤いカードだった。これは1度に登る人数を制限するためらしい。スカイ・ブリッジの眺めはよかった。天気もよかったしね。ブキッ・ビンタンの方角を眺めたり、下を覗いたり。見学時間は15分ほど。
その後昼食を摂ったけれど、結局スリアKLCCのフードコートでインドカレーを食べた。豪華な食事はできない体質らしい。

いつまでたっても着かないKLタワー

次の目的地はKLタワー。でもその途中のマレーシア・ツーリズム・センターにも寄ってみたい。この建物1935年に建てられたコロニアル様式の建物だそうだからだ。てくてく歩いてついてみたもののマレーシア・ツーリズム・センターにはがっかり。中は改装されちゃって梁も柱も見えないから。これではちょっと物足りないよ。ここで、わたしは2人組の女性に声をかけられる。1人は流ちょうな日本を話し、1人はサバ州の田舎から出てきたという。馴れ馴れしく会ってすぐなのに座って話をしようといい出す。これってもしかしてカード賭博詐欺の導入部? そんな気がしたので時間がないといって断った。現に時間が押してたし。そしてKLタワー目指して歩き始める。
KLタワーはすぐそこ。でも登り口がわからない。ガイドブックにはダン・ワンギ下車10分と書いてあったからそっちの方に行ってみたものの崖が続くだけで一向に登り口は見えてこない。よっぽど崖を登ってやろうかと思った。引き返してスルタン・イスマイル通りからP.ランリ通りに曲がった当たりから坂を上っていくとKLタワーの入り口に着いた。でもここから先もまだ階段……。素直にタクシーに乗るべきでした。無駄な体力を消費してKLタワーへ。タワーの高さはアジアで2番目。1番はあの上海の東方明珠塔。ここでは日本語の音声ガイドを貸してくれるので、クアラルンプールの街がよくわかります。明日行くつもりのバトゥー・ケイブも双眼鏡から見えたしね。でも水色の養生シートがかかってたのが気になる。

1歩も歩きたくない

もう1歩も歩きたくなかったわたしは迷わずタクシーサービスからタクシーに乗った。ブキッ・ビンタンのスンガイ・ワン・プラザまでRM15。高くないか? まあ、いいや。そしてタクシーでホテル・イスタナの前を通り確信した。どうでしょう班がクアラ・テンベリンへ向かったバス乗り場はホテル・イスタナに違いない。もう一回調べなきゃ。スンガイ・ワン・プラザでネットカフェに行くことにした。
BBプラザの前で降りるか、みたいなことをいわれたけれど、これ以上歩きたくなかったのでスンガイ・ワン・プラザの入り口まで連れて行ってもらった。さて、ガイドブックの情報ではインターネット・カフェは2階と3階にあるらしい。でも、一体どこを1階とするのかがわからない。G(地上階)の他にもLGという地上に出入り口のある階があるし。でうろうろ下結果、結局わからなくてインフォメーションの人に聞いた。ここは広くてごちゃごちゃしてるので、自力で探すのはあきらめてインフォメーションで訊くことを強くお勧めします。言われたとおりエレベーターに乗り、歩くとネットカフェ発見。日本語を使いたいというと、ちゃんと日本語の使える台を割り当ててくれた。しばし検索タイム。調べたかったのは、どうでしょう班がホテルイスタナで何号室に泊まったか。でもさすがにそんなマニアックなことが書いてあるサイトは見つからなかった。残念。
有意義な情報が得られないままネットカフェを後にする。スンガイ・ワン・プラザを出ようとすると外は雨。少し待っても止みそうになかったので、折りたたみ傘を差してホテルまで帰ることにした。5分もかからないし。

部屋は変えられない

ホテルに帰ると昨日と同じ部屋のカギを渡された。あれ? 部屋変えてくれるっていってたじゃない。と思ってそのことをいってみるものの、すごい剣幕でなにやら言われる。荷物を置きっぱなしにしてたのがいけなかったのか、昼に一度ホテルに戻ってこなかったのがいけなかったのか、とにかくもう部屋は変えられないらしい。ということで窓なしの部屋にあと2泊することになった。まあ、部屋にずっといるわけじゃないし、いいか。
あきらめて部屋に入った。あ、でもあと2日お湯が出ないのは痛い。フロントのおっちゃんにお湯が出ないことを告げると部屋まで見に来てくれた。するとどうでしょう、お湯が出るじゃない。換気扇を回さないとヒーターに電源が入らないらしい。おっちゃんわざわざ来てくれたのにすまない。
そして、夕食。雨だと屋台も開いていない。夕飯どうしよう。しかも疲れて歩きたくないし。ということで今日はホテルのレストランで食事を食べることにした。このレストランはステーキが看板メニューらしい。でもミー・ゴレンを頼んだ。少し辛かった。部屋に帰ってからまたMくん母からもらったオレンジを2つ食べた。

セブンイレブン

クアラルンプールのコンビニはほとんどセブンイレブン。

ホテル・イスタナ

どうでしょう班が泊まったホテル・イスタナ。

ペトロナス・ツイン・タワー

いわずと知れたクアラルンプールのランドマーク、ペトロナス・ツイン・タワー。

スカイ・ブリッジ

スカイ・ブリッジから真下を見下ろす。

インドカレー

お昼に食べたインドカレーのセット。具はマトン。

 KLタワー

KLタワーを見上げる。

バトゥー・ケイブ

バトゥー・ケイブを双眼鏡越しに撮影。水色の養生シートが気になる。

見晴らし

KLタワーからブキッ・ビンタン方面を見渡す。

雨

ネットカフェから出てくるとこの度初の本格的な雨に遭遇。やっぱりマレーシアは雨季だった。

ミーゴレン

ホテルのレストランで食べたミーゴレン。