トイレのうず

今年の家庭菜園のテーマは「ドケチ」。ドケチは苗ではなく種から育てるべし! そして種も買ってくるのではなく、菜園で実ったものを使う。(これ、本来は去年やりたかったことなので、種はおととしのもの。だから発芽率が悪いだろうと予想されるけれど……。)

おととし収穫した種

ドケチの基本は再利用。まずは苗ポットの再利用。苗を買って植えたときのをとっておいたもの。そしてそのまま土を入れると底から出てきてしまうので鉢底ネットが必要なのだが、ドケチはこれも購入しないですます。去年、網戸を張り替えたときに出た切れっ端。これで十分鉢底ネットの役割を果たす。培養土も自家製にしたかったのだが、今回は購入したものを使う。(ドケチ失格!)

ポットと網戸の網と培養土

まずはゴーヤ。ゴーヤがオレンジ色になってはねるはぜる直前に回収しておいたもの。

ゴーヤの種

ポットに植える。(ゴーヤは強いから種はポット 1 つにつき 1 つでいいだろう。)

ゴーヤの種をポットに植える

次はかぼちゃ。このかぼちゃは地元産の野菜を扱う店で売ってた地元産かぼちゃの種。かぼちゃの中ですでに発芽してたので、発芽するんじゃね? って思ってとっておいたもの。心配なので 1 つのポットに 3 つずつ蒔いた。もし 3 つとも発芽したら間引くつもり。

かぼちゃの種

そしてピーマン。ピーマンは保存状態が悪く種を虫に食われてしまっていて良い種がない。なので 1 つのポットにたくさん蒔いておいた。(←テキトー。)

ピーマンの種

次、冬瓜。これは隣のおばちゃんがくれた冬瓜の中に入っていた種。乾燥させてとっておいたもの。
ポットに 4 つずつ蒔いてみた。

冬瓜の種

そして最後にオクラ。これも最後になった実を収穫せずに実らせたもの。オクラもたくさん蒔いておきました。

オクラの種

種を蒔き終わったら結構なポットの数になっていた。

ポットに植えたらどれがどれだかわからない

こんなにたくさんの種類を植えたらどれがどれだかわからなくなるので、ネームプレートが必要。ここもドケチの再利用。

パンの袋を閉じてあるヤツ

そうパンの袋の上を閉じているヤツ。これに野菜の名前を種を巻いた日付を書いて、ポットに差しておきました。

こんなふうに書いてみた

水を十分やってミニ温室の中に置いて作業終了、って思ったところに隣のおばちゃんが菜花を持って登場。立ち話で義父たちが植えたブロッコリーをもう収穫したほうがいいとのアドバイスをもらう。ブロッコリーは収穫した後に、肥料をやれば脇からまたブロッコリーが生えてくるらしい。おお! 知らなかった。

そしてさらに、何をしていたのか、という話から、種を蒔くのはまだ早い(特にオクラとゴーヤ)ということや、なんと犬のフンと落葉を混ぜておいておけば堆肥になること(雨の当たらないところに穴を掘って発泡スチロールでフタをする)、そして鶏糞が近所で一袋 100 円で手に入ること(発酵していないので 1 年寝かせる。一袋で 1 年もつ。やりすぎると強いから枯れるので注意。)、苗にしないで直播きするなら桜の咲く頃がベスト(霜がほとんど降りなくなるので、トンネルなどの防寒対策がいらない。)などの情報を教えてもらった。おばちゃん、さすがキャリアが違うぜ! 特に「桜が咲く時期に種を蒔く」というのにはすごく感心した。なぜなら、カレンダー上に日付だとその年によって気温が違ったりする。でも「桜が咲く頃」だとどんな気候の年でも対応できるから! 目安にする桜の品種はソメイヨシノだということを念のため確認しておいた。

おまけ。先日植えたニンニク。びっくりするくらい芽が伸びてた! 秋植えに追いついてきたかしら。

順調に成長しているニンニク

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