水曜どうでしょう2006新作「ヨーロッパ20ヵ国完全制覇」第5夜が Classic として昨日静岡のあさひテレビで放送になりました。
初見の時、感想を書こう書こうと思いつつ、書けなかった理由は、ぶっちゃけちゃうと第4夜がおもしろくなかったからからです。だから、もう第4夜は抜かして第5夜の感想を2年越しに書いちゃう。なんてたって、第5夜が「ヨーロッパ20ヵ国完全制覇」の中で一番好きだからです。

実はこの「ヨーロッパ20ヵ国完全制覇」の第5夜、初見は某喫茶店だったんです。当時わたしはまだ大学院生で名古屋の大学に通っていました。単位は全部とったのですが、修論を書き上げる前に体調を崩し、留年→休学となりまして、こうして田舎に帰ってきたのです。そして復学に際して、なんと神奈川県の西の端っこから名古屋まで遠距離通学をする、という選択肢を選んだんです。残りが修論だけだったので、先生とのミーティングと調査の度に1週間ほどホテル住まいをし、修論提出最後の1週間はホテルに缶詰になりました。それも思い出。

そんなんで、名古屋の某喫茶店にランチ目当てに度々訪れていたのです。そんなとき、偶然見たことにない、どうでしょうが流れていた。その時は全企画見たことなかったので初めは新作だと気づかなかったんです。でも途中で、大泉さんの脚のスネをイタリア地図に見立てて今後の予定を説明しているシーンで気がついてしまいました。あ、新作だ、と。そう第4夜が流れていたんです。
がっくりしましたね。なぜかというと、わたしは静岡の放送で2か月遅れですが、見られることがわかっていたので、どうでしょうの新作の情報は一切シャットアウトしていたのです。なのにこんなところで、行き先がわかってしまうなんて、、、。それで第4夜は見ないように目を背けていたのです。しかし、第5夜が始まってしばらくすると、見ずにはいられなくなりました。聞きたくなくても言葉が入ってくる。そして笑ってる自分がいる。結局第5夜は全部見てしまったのです。

それくらいおもしろかった第5夜。
何がおもしろいって、まず、10年前との比較。イタリア入国然り、エクサンプロバンス然り、9年前訪れたところを旅の達人と自ら称してまわる。しかしエクサンプロバンスでは、セザンヌ没後100周年(2006年当時)のお祭りの最中で、当たった全ての宿がフルブック! またエクサンプロバンスに泊まれないのか! 9年前と同じなのか、と思ったとき、来る途中にあった大きなホテルを尋ねてみると、4人部屋でもいいか、といって通されたのは、ダブルベッドが2つ並んだ部屋。ダブルベッドのセパレートに悩まされた北欧・ヨーロッパリベンジを思い出させる。たたみかけるような流れと緊迫感。おもしろかった。

でも今日はちょっと冷静な目で見られました。そしてひとつ発見をしました。わたしが「ヨーロッパ20ヵ国完全制覇」で第5夜が一番好きな理由が。それは、ミスターがよくしゃべっているからです。他の回ではミスターはナビゲーターに徹しちゃって、全然しゃべってくれませんが、この回は、ホテルに泊まれないかもしれない、という事態に陥って、首脳陣であるミスターがしゃべらざる得なくなったんですね。だから第5夜はおもしろい。子虎フィルターかかっているかもしれませんが。

ということで、この「ヨーロッパ20ヵ国完全制覇」の放送が終わりますと、『水曜どうでしょう Classic』も終わりとなります。カレンダーとにらめっこしたところ、「ヨーロッパ20ヵ国完全制覇」の最終回は2009年6月17日水曜日です。終わったら何を放送するんだろう。本家北海道は『水曜どうでしょう Classic』の再放送を1からやってるそうですが。